そのときの
その卒業間近のあたしの選択は間違ったものじゃない
って、今でも思っている。
今というのは あの あいつに恋したときから1年以上たった今だけど。
卒業まで あと3日を過ぎて
あと2日を 過ぎて
とうとう 明日が 卒業の日
予行練習をしているときも まだ
明日が卒業式なんて 思えなかった
この体育館で思い出すのは
入学式 最初の日
あのときは男子なんかまだ殆どあたしと変わらないくらいの身長だったのに
いまはもう みんな見上げるくらい高くなっちゃったもんなあ。
離任式
知ってる先生は誰独りいないのに
どの先生も うちの中学を ものすごく愛している先生で
スッごく印象深かった。
先輩たちはみーんなないちゃって 先生も泣いてて
すごく 一体感のある 離任式だった。
最初の合唱祭
あの日あたしは調子悪くて 倒れちゃって
学年合唱歌えなかったんだよなあ
でもみんなが歌ってるときに あたしはこの体育館に入った
みんなの歌声は すごかったよ
子供っぽい声かもしれなかったけど 今でも覚えてる
あのときの迫力 いつまでもわすれない
2個上の先輩の卒業式
怖い先輩 口うるさい先輩 優しい先輩
でもみんなみんな 憧れの先輩だった
かなしくてかなしくて でもすごい感動的な卒業式だった
あたしも こんなせんぱいになるんだって そう思ったんだ。
季節は巡り 後輩が入ってくる。
入学式 今度は迎える側。
みんな小さくて こいつらが後輩かー
とか思いながら すっごいわくわくしてた。
クラスも ちょっとなったことない人ばっかで焦ったけど
いいクラスだったな。
そうだね。このトキ あいつも入学してきたんだね。
あのときは全然知らなかったなあ あたりまえか。
2回目の合唱祭
あたしは実行委員として みんなの役に立てなかったことが
あまりにくやしい。
でもみんな そんなあたしを攻めずに
一生懸命歌ってくれた。
結局 結果は惨敗だったけど
そんなことよりなにより あのクラスのみんなで
まともに歌えたことは 奇跡だと思うよ。笑
1つ先輩の卒業式。
またこのときも すっごい感動した。
だってさー、同じ部活の部長だった先輩が
顧問の先生とか そーゆー・・・なんてゆーの?
もろ内輪のあたしたちに突き刺さる作文をね、
泣き泣き読んでくれたわけ。
そりゃあ目頭くるっしょー;;
そして何より この体育館の思い出といえば 部活。
苦しいことばっかだった。 かなしいことばっかだった。
でもあたしは弱虫だから そんなこと反発も出来なければ
見返してやろうなんてことも出来なくて
やめてしまうことも出来なくて
でもよかった。
笑いながら みんなに不満を見せないまま
脇役で
がんばって
さいごまで そうやってやり遂げられたんだからよかった。
その卒業間近のあたしの選択は間違ったものじゃない
って、今でも思っている。
今というのは あの あいつに恋したときから1年以上たった今だけど。
卒業まで あと3日を過ぎて
あと2日を 過ぎて
とうとう 明日が 卒業の日
予行練習をしているときも まだ
明日が卒業式なんて 思えなかった
この体育館で思い出すのは
入学式 最初の日
あのときは男子なんかまだ殆どあたしと変わらないくらいの身長だったのに
いまはもう みんな見上げるくらい高くなっちゃったもんなあ。
離任式
知ってる先生は誰独りいないのに
どの先生も うちの中学を ものすごく愛している先生で
スッごく印象深かった。
先輩たちはみーんなないちゃって 先生も泣いてて
すごく 一体感のある 離任式だった。
最初の合唱祭
あの日あたしは調子悪くて 倒れちゃって
学年合唱歌えなかったんだよなあ
でもみんなが歌ってるときに あたしはこの体育館に入った
みんなの歌声は すごかったよ
子供っぽい声かもしれなかったけど 今でも覚えてる
あのときの迫力 いつまでもわすれない
2個上の先輩の卒業式
怖い先輩 口うるさい先輩 優しい先輩
でもみんなみんな 憧れの先輩だった
かなしくてかなしくて でもすごい感動的な卒業式だった
あたしも こんなせんぱいになるんだって そう思ったんだ。
季節は巡り 後輩が入ってくる。
入学式 今度は迎える側。
みんな小さくて こいつらが後輩かー
とか思いながら すっごいわくわくしてた。
クラスも ちょっとなったことない人ばっかで焦ったけど
いいクラスだったな。
そうだね。このトキ あいつも入学してきたんだね。
あのときは全然知らなかったなあ あたりまえか。
2回目の合唱祭
あたしは実行委員として みんなの役に立てなかったことが
あまりにくやしい。
でもみんな そんなあたしを攻めずに
一生懸命歌ってくれた。
結局 結果は惨敗だったけど
そんなことよりなにより あのクラスのみんなで
まともに歌えたことは 奇跡だと思うよ。笑
1つ先輩の卒業式。
またこのときも すっごい感動した。
だってさー、同じ部活の部長だった先輩が
顧問の先生とか そーゆー・・・なんてゆーの?
もろ内輪のあたしたちに突き刺さる作文をね、
泣き泣き読んでくれたわけ。
そりゃあ目頭くるっしょー;;
そして何より この体育館の思い出といえば 部活。
苦しいことばっかだった。 かなしいことばっかだった。
でもあたしは弱虫だから そんなこと反発も出来なければ
見返してやろうなんてことも出来なくて
やめてしまうことも出来なくて
でもよかった。
笑いながら みんなに不満を見せないまま
脇役で
がんばって
さいごまで そうやってやり遂げられたんだからよかった。
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